使用例 → 例えば「しんぶんし」を考える時は, 入力ボックス1に前半の「しんぶ」を入力します.
      すると「しんぶんし」が表示されます. 
      また, 文字列の後を改行すると逆行形を表示することもできます.




「しんぶんし」は中心に「ぶ」という一文字があり,
その左右に対照的な文字列が作られています.

このような回文を Conjunction (コンジャンクション)と言います.

ほとんどの回文は中心となる一文字が存在していますから,
左右の文字列が対称に連結されていることになります.

例えば

  「イカ食べたかい」(いかたたかい)という回文は,
  中心に「べ」という文字があります.

  「肉の多い大乃国」(にくのおおおおのくに)という回文は,
  中心に「い」という文字があります.

  「タイツにニついた」という回文は,
  中心に「カ」という文字があります.

*回文作りを試すには, 上ボックスに前半の文字列を中心文字まで入力し,
 下ボックスで確認します.
 これで Conjunction ( 中心文字 + 左右連結型 ) の回文を見つけることができます.


もうひとつ, Conjunction ではなく Disjunction (ディスジャンクション)
の回文もあります. これは真ん中で分離する文型のことです.

例えば

  「イルカ軽い」(いるかかるい)という回文は中心の文字は無く,
  左右に対象に文字が並んでいます.

  「キツツキ」(きつつき).

  「仲間一人は割と暇かな」(なかまひとりはわりとひまかな).

  「カルテット録ってるか」(かるてっととってるか) .
           - - - - → Koji Yagi さんの作品

  「叩いて手痛た」(たたいてていたた) .
           - - - - → Kayo さんの作品

     ( Conjunction は奇数の回文, Disjunctionは偶数 )


つまり回文は Conjunction , または Disjunction の
どちらかになります.

*このツールでは文字列の後で改行すると Disjunction を表示できます.

使用例 → 例えば上ボックスに前半の文字列「だんな」を入力し, 改行します. 
    すると下ボックスに「だんな/なんだ」が表示されます.
    「旦那なんだ」(だんななんだ)という回文を見つけることができます.
    やってみてください.